蹄：
蹄が黒いかどうか、はイベリコ豚の最も大衆的な見分け方です。 蹄の爪がそれぞれ同じくらいの長さで離れている場合は、この豚が放牧されていた証拠となります。その逆に内側の爪の方が外側の爪よりも短い場合は、運動をしなかったためすり減らなかったことを示しています。
 
足：
足首は細長くてはなりません。これは純粋なイベリコ種の特色だからです。脂肪の乗った太いももは、モンタネーラ（豚がデエサで放牧される期間）にこの豚がドングリを探して運動したため筋肉が発達し、その間に脂質が蓄積したことを示しています。
 
脂肪：
イベリコ豚は厚い脂肪層に覆われていますが、外側の脂肪はやわらかく光沢があります。指先で触わるだけで溶け出し、押してみると簡単に沈みます。

以上が正真正銘のイベリコ豚を識別するための3つの簡単な手順です。